関ケ原山水図屏風 CULTURE GATE to JAPAN @ Chubu Centrair International Airport
Feb, 2021
文化庁による文化発信プロジェクト「CULTURE GATE to JAPAN」の企画として2021年2月から中部国際空港で展示されているインスタレーション作品「関ケ原山水図屏風」にて、映像内の人物モデリング及びアニメーションを 日辻 / Scott Allen が担当しました。
本作のシステム解説記事 Making of ‘Folding Screen of Painted Sekigahara Landscapes’ も併せてご覧ください。
侍 × 重田佑介
『関ヶ原山水図屏風』展示概要:
2021年2月9日(火) - 2021年9月末(予定)
入場無料場所:
中部国際空港 第1ターミナル到着ロビー
※航空券をお持ちで無くても、どなたでもご覧いただけます。特設Webサイト:
MOTION | CULTURE GATE to JAPAN17世紀初期に描かれたとされる「関ケ原合戦図屏風」(大阪歴史博物館所蔵)を元に制作した映像インスタレーション作品。画題となった関ケ原の戦い(1600年)は日本各地の有力な侍(武士)が参戦して二手に分かれて戦った、日本史において重要な戦いとして知られています。本作の作者、重田佑介はピクセル・ドットの世界観でプリミティブな動きから物語を生み出す映像・アニメーション作家。屏風に描かれた当時の合戦風景に、現在も古戦場跡に残る自然風景を重ね、ピクセルアニメーションで合戦図を再構成しました。侍の群衆の造形や動きには、3Dモデリングや群衆シミュレーションといったデジタルならではの技術を活用しています。
※テキスト引用元: MOTION | CULTURE GATE to JAPAN
Staff Credit
- Artist: 重田佑介
- 3DCG Animation: 日辻 / Scott ALLEN
- Pixel Design: 宮鳥オイル / 田口李奈 / 西川琴音 / 武田芽依
- Sound Design: 松井謙典
- Music: okamotonoriaki